MeCab0.97
co-sakaです。おはようございます。
mecab0.97がリリースされました。
MLによると、修正点は以下の通り。
* マルチスレッド環境で辞書を開くときの排他制御がうまくいっていなかったバグの修正 * Windows版でインストール時に辞書の文字コードを指定できるようになった * 一部のコンパイラで正しくコンパイルできなかった問題の修正 * 部分解析モードを変更するAPI の追加 (Tagger::set_partial()) * ラティスの生成レベルを変更するAPI の追加 (Tagger::set_lattice_level()) * 温度パラメータを変更するAPIの追加 (Tagger::set_theta()) * 全候補出力モードを変更するAPIの追加 (Tagger::set_all_morphs())
Ludia開発者としては、二つ目が気になります。
たぶん、Ludia-winのパッケージ作成が容易になるはずです。
Ludia-winのデフォルト文字コードはUTF-8ですが、
mecab0.96winのデフォルト文字コードはEUC-JPだったので、
今まではパッケージ作成が面倒でした。
上記修正点に書いてありませんが、Ludia-winユーザとしては、
MeCabをアンインストールせずに、Ludiaを使用できるはずです。
(昔の日記を参照)
MeCabのバージョンは0.97となりました。
次は0.98, 0.99と続くのでしょうが、その次はどうなるのでしょうか?
1.00になるのか、それとも0.991, 0.992となるのか?
楽しみ楽しみ。
# PostgreSQLの新しいバージョンはいつ出るのでしょうか???